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「細雪」

谷崎潤一郎の作品を読み漁ったのは、20代。
読むなら純文学と決めていた頃だ。
谷崎文学のなかでも、お気に入りは「細雪」だった。

今月の初め、着物教室の先生方から、お芝居の「細雪」を一緒に観に行かないかと、誘いを受けたとき、珍しく「行きます」と即答した。
観るからには、原作をもう一度読まねば。

「こいさん、頼むわ。」
で始まる細雪は、四姉妹の物語。
姉が、末っ子に、着物の着付けの手伝いをお願いする、という書き出しになっている。
細雪は、着物を着付ける際の、姉妹のやりとり、帯がどうのこうのとか、そういう場面がふんだんに盛り込まれている。

物語を読む前だったと思う。
私は、普段洋服の母が、着物を着て出かけていく場面を思い出していた。
親戚の結婚式に呼ばれたのだろう。
母の三姉妹は私の実家に集まり、着付けのプロの叔母が、みんなを着せ付けていた。

あれとって、これとって、
ここちょっと押さえておいて、

そんなやりとりを、小さい頃、私は飽きもせず、じ~っと、ずっと見ていた。
和やかな雰囲気に、三人の笑い声。
晴れやかな衣装に身を包んだ、満足げな母たち。
いつか、私も着物を着たい、なんて思ったのかもしれない。


現在の私の生活は、15キロの犬の散歩の毎日だ。
着物を着て散歩するには、無理がある。
着物を着たいのであれば、そのときだけ、レンタルするという手で充分。
でも、私は、自分で着ることにこだわった。

私の着物好きの原点は、ここにあると思う。



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祭りの後

初めてと言っても過言ではない。
思い出を大切にしたいと思った。

同じ方向を向いている仲間の存在は大きい。
支えてもらっていたのね^^


帰り道、一人になったとき、名残惜しかった。
一人になれて、ホッとしたのではなく、寂しいと思った。
それだけ、楽しかったよ^^

やっと伝えた

15日からの、仕事のシフトが決まって、卓上カレンダーにお休みの日を書き込みながら、

「今週の金曜日に、泊まりで出かけてくるよ」
「午後休とった」
「 ありがとう」

これだけのやり取りでいいんか

「お土産買ってくる」
「どこ行くの?」
「大阪」
「大阪のお土産って?」
「駅弁かな」


予想通り、あっけなく終了。



なんか、寂しい。
この寂しさを、感じたくなかったから、
言いたくなかったんだろう。


午後休をとったということは、私が金曜に出かけることは、覚えていたのか。
私が卓上カレンダーに書き込んでおいたからか。

「ありがとう」と言ったとき、一割は本当にそう思っていたが、9割は余計なお世話だと思った。
私は犬の散歩をしてから、出かけていく予定だった。
夫は好意でお休みを取ったのだろうが、
犬の世話もできないヤツと言われたように、私は受け取っていた。


私が、お願い事が苦手なのは、
誰かから助けてもらう自分を否定していたからなのだろう。
誰も私を助けるなと思っていた。
人の好意を受け取れない、
自分ひとりで生きているつもり、
そうやって、孤独の道を選んできたんだなと思う。

取り残され感

セッションが終わった時、満足感もあるのだけれど、
一人取り残された感を強く感じていた。

似たような感覚は、小さい頃からあって、
親戚が集まり、宴会が終わり、解散した後、
私をここに置いていかないで、と思っていた。
特に、自宅にお客さんが来て、帰っていく時。

「帰らないで」「行かないで」
私を家族の元に、残さないで
誰か、私を、連れて行って
優しそうな叔父、叔母、に、そう思っていた。


別れを悲しむ場面や、再会を喜ぶ場面を見ても、不思議なものを見ているような感覚。
本を読んでも、ドラマを見ても、人が感情を表す、その意味がわからない。
つまらん、と片付けるか、わかったふりをしていた。


セッションの後の、取り残され感は、似てはいるのだけれど、違っていたようだ。

ここにいたくないから、どこかほかに行きたい
ではなく、
ここにいたいれど、別れなくてはならない
という気持があった。

似ているのは、
「置いていかないで」

一緒にいることの楽しさ、嬉しさ、と、
取り残され感が、これから、どうなるか。
楽しさを味わえるようになれば、それが、上回ってくる気がしている。
プロフィール

ちえ

Author:ちえ
49歳、既婚、夫、犬一匹と、広島県で暮らしています。

私自身の生きづらさがあり、AC回復のセッションを、2010年4月から「あなここ」で受けてきました。

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